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ビタミンEが欠乏したラットは肝臓が壊死してしまいますが、このラット飼料にセレニウムを加えると、肝臓の壊死を防止できることが発見され、セレニウムは初めて栄養学的に注目されるようになりました。
その後セレニウムは、家畜の病気の予防や、農業の分野でも広く用いられるようになりました。
人間の体では、赤血球中に存在する活性酸素(過酸化水素など)を消去する酵素、グルタチオンペルオキシターゼの構成分であることが分かり、セレニウムが見直されることになりました。
中国の風土病である克山病やカシンーベック病と呼ばれる子供の病気で明らかになりました。この地域の住民は、毛髪や血液中のセレニウム含有量やグルタチオンペルオキシターゼの活性が低かったのです。
セレニウムはグルタチオンペルオキシターゼとしての抗酸化作用だけでなく、別の形での抗酸化作用もあることが実験で明らかにされ、また抗炎症性、免疫促進、制ガン性などの生理作用もあることがわかり今後、ますます重要性が増してくるものと思われます。
セレニウムの摂取量は、土壌中の量と関連しておりニュージーランドやフインランドではセレニウム摂取量が足りないといわれています。
土壌中セレニウムの量の足りない地域は世界的に見て、ガンの発生率が高いことが証明されています。
アメリカの科学アカデミーの栄養素委員会では、1日の摂取所要量(RDA:栄養所要量)を成人男子が70マイクログラム/日、成人女性が55マイクログラム/日と定めています。アメリカでは1982年FDAの調べで、平均108マイクログラム/日摂取しているというデーターがあります。
日本では残念ながらデータは見つかりません。セレニウムを多く含む食品はイワシ・サクラエビ・ウニ・タラコなどの魚介類や米などですが、日本の伝統的な食事を続けている人であれば欠乏することはないでしょう。
しかしながら、現代人の食生活は大幅に変貌し、外食しがちの人や、加工食品、レトルト・インスタント食品を多く採っている人は要注意です。
更に、過度のストレスを感じる人、病気中の人々、ガンと戦っている人などはサプリメントでの摂取をお薦めいたします。
セレニウムは、極度のフリーラジカル被曝と戦うのに重要です。適切な摂取は、結腸ガンや乳ガン又その他のガンのリスクを減少させ、心臓病の発生率を低下さます。
セレニウムはまた有毒重金属である水銀を、組織から出してしまうのに有効です。
さらに、現在ガンと戦っている最中で、化学療法(抗がん剤投与)中の方には、是非お薦めです。なぜならば、抗がん剤を投与すると、ガン細胞だけを攻撃するのではなく、正常な免疫細胞まで攻撃されます。ガンとの戦いは、言い換えれば免疫との戦いです。その時に、セレニウムを摂取することで、自己の免疫を活性化させるきわめて重要な働きをします。
使用量:1日1錠
説明書仮訳